塗料の臭いでご近所トラブル

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10年前の夏のある日に、実家の築30年ほどの家の外壁に大きなひび割れが見つかりました。ひび割れをどうするか祖父と父で話し合いました。ひび割れが見つかった場所は台風等の悪天候の場合、雨に濡れる可能性もある場所だったので、早急に対処する必要があるという結論に至り、応急措置としてホームセンターで塗料を購入して上塗りすることになりました。ここで、よく塗料の種類や上塗りする方法、塗料の性質など調べず、壁の色に合う塗料という選び方だけで購入したの失敗でした。塗料を購入してすぐに祖父が外壁に塗料を塗り始めましたが、壁と買ってきて塗料の色は似てはいましたが、塗った場所だけ目立ってしまいました。ひび割れしている一部だけが色が違うのは格好が悪いという結論になり外壁すべてに塗料を塗ることなりました。外壁全体となるとかなりの面積になるため祖父と父と私で手分けして塗ることになりました。塗り始めてすぐに父が塗料の臭いで気分が悪いと言い出しました。外部塗装に知識がなかった我々は軍手を汚れてもいい服くらいしか装備がなく、マスクなどもしていませんでした。ほどなくして私も塗料の臭いで気分を悪くしてしまい、最終的には祖父だけで塗料を塗り終えました。塗り終えてしばらくは家の周りに塗料の臭いがして、窓を開けることができませんでした。更に洗濯物にも臭いがついたため、しばらくは室内干しとなりました。くわえて実家の四方の家から異臭のクレームが来て塗料が乾く3日前後、非常に肩が狭い状況となりました。特に家が一番近いご近所のおばさんは、当時エアコンがなく窓を開けて過ごしていたため、実家の塗料の臭いのせいで窓が開けられず、ひどい思いをしたと今でも母に言ってくるそうです。我が家の教訓として塗料選びと外部塗装は計画的にといまでもたまに話しています。

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