熱交換塗料の実態

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昨今外壁塗装は外観はもちろん作業性、詳しく申し上げますと作業時間、溶剤臭、もっと贅沢申し上げますと最近では遮熱性や職人に頼まずして自分で塗装できるぐらい簡単な塗料の開発を巡って大手や中小零細不問で各塗料メーカー凌ぎを削っています。特にホームセンターに行けば覚え切れないほどの遮熱塗料が売られています。
そこで今回はそのような遮熱塗料と一線を画する熱交換塗料を使用して外装から実際その建物で住んでみた実態を紹介したいと思います。
まず熱交換塗料は溶剤性塗料と水性塗料がありますが、ここは溶剤臭の危険性を除去し安全性を確保すべく水性塗料の方を選択しました。そして作業性はこの塗料は液体というよりかなりドロドロしておりますのでよく撹拌して均一化するのには一苦労しました。しかしながら実際の塗装作業性はこの塗料そもそも艶がないタイプですのでローラー塗りしますと職人が塗るのと私のような素人が塗るのと大差なくあまり腕は不要でした。これが溶剤性タイプの方でありますとやはり使っている材料の中にかなりきつい臭いのするものが混入されていて、なおかつ主剤と硬化剤を組み合わせるいわゆる二液型タイプで作業時間にかなり制限がかけられてしまうということでした。しかも塗装仕上がりは水性塗料とも大差ないということでした。
さて実際その建物に住んでみたところ、暑い夏場に効果を発揮するという触れ込みでしたが、夏場は従来の遮熱塗料より涼しく感じ、それから寒い冬場にも普通よりは温かく感じられました。

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