公園のコンクリートの道をベージュのペンキで塗るという作業をした時の体験

NO IMAGE

私は市役所に勤務しています。以前公園のコンクリートの道をベージュのペンキで塗るという仕事をしたことがあります。本来は専門の業者に依頼する仕事なのですが、業者の都合がつかず自分たちですることになりました。ペンキを塗るというと単純にハケやローラーで塗料を塗るということだと思われますが、実際はいくつもの工程が必要です。まず元々塗られている塗料を削り落とし、シーラーという下地を塗り、そしてやっとペンキを塗っていきます。この下準備がなかなか大変でした。下の塗料を剥がす作業はグラインダーやペンキを剥がすヘラ、ブラシなどを使って擦り落としていきます。公園の道なので結構範囲が広く、この作業に数日間かかりました。削った後に出る塗料のカスをきれいに水で洗い流し、乾いてからシーラーという下地を塗っていきます。シーラーは乳白色の液体ですが塗ると透明になってコンクリートとペンキをしっかり定着させる作用があります。ここで手を抜くとペンキの剥がれが早くなり再度塗り直しということになってしまいます。シーラーがしっかり乾いてからベージュのペンキを塗っていきます。大きめのローラーを使って一定方向に力を均一にしてムラにならないように塗っていきます。ペンキを塗るのは一気に行いますので結構早く終わりました。乾かす時間が必要なので天気予報を見て晴れの日を選び、午前中に塗り終わるようにしました。午後は乾かしの時間にあて翌日も念の為立ち入り禁止の立て札を立てました。その甲斐あってか現在もきれいな状態を保っています。ペンキを塗るための下準備と仕上げまでは時間がかかりますので余裕を持って計画を立てて行ったのがよかったと思います。

未分類カテゴリの最新記事